秋の御嶽山。銀次郎も一緒。
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伊勢猿田彦神社の美術館に大掛かりなカラクリ作品を、当時の宇治土公貞明宮司様からの、たっての依頼で神様の美術館に制作した。あれから11年になる。貞明宮司様がその後逝去され、現在は弟さんが立派な宮司となって努められている。その宇治土公家の「伊藤小坡の世界展」が古川美術館で開催されている。西の上村松園、東の伊藤小坡。猿田彦美術館で見た作品と違う、作品群が展示され、昔、日本画を志していたものとしてはゾクゾクする空間にしばし、魅了される。
分館・為三郎記念館では高北幸矢の世界展。
椿をテーマに「落花の夢」。艶やかなTAKAKITAワールドが広がる。この空間にこういう「あかいろ」が欲しいと思う日本人の感性にピタッとはまって、心地よい。高北幸矢のダイナミックな制作意欲はこれからも期待できる。素晴らしいインスタレーションである。杵屋六春の長唄「鷺娘」も杵屋六秋の三味線の深い音色と相まって、何故か椿の赤を感じさせいい企画。
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新・勘九郎襲名披露。御園座さよなら公演。 吉例顔見世興行が始まり、伏見界隈も普段より着物姿の女性が目立つ。今回の勘九郎の演技力に絶賛。顔がいいからと海老さま人気?。しかし、私はダントツで勘九郎に軍配を上げる。義経千本桜の佐藤忠信、子狐に変わる哀れな心情は、観客の心を捉えて離さない。加えて女形の弟・七之助の静御前も絶品。勘三郎夫婦は見事に兄・弟の立ち位置を考えて生んだものですよ。 要・必見の勘九郎・歌舞伎です。
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