新東名/静岡の新作品完成。入魂式&除幕式
音楽ゆかりの地、浜松。「音のある風景」をコンセプトとした、新東名高速道路・NEOPASA浜松(浜松SA)のオープンに先がけ、童子像のアートモニュメントの入魂式・除幕式を行った。風が育んだ音楽”をテーマに、風と音に戯れる2体の「風の童子」像を制作した。
浜松を含む遠州一帯では、南アルプスを越えた、冷たく乾いた「遠州のからっ風」と呼ばれる風が吹く。古来より天竜川で運ばれてきた木材の乾燥に適し、木工産業、特に楽器産業が発展した大きな要因であり、この風土が日本の音楽を育んできた。
銘板碑の鍵盤に指で触れると、様々な音色やメロディ150曲が流れ、意外性とサウンドスケープとして効果も期待できる、参加型アートモニュメントにした。軽やかに弓をひく「颯」、力強くばちを打つ「遥」。NEOPASA浜松の“護り童子”です。
さわやかな風とともに夢を奏でる「颯」、力強く未来の言葉を表現する「遥」、大空にはばたく2体の護り童子。新東名は18年5ヶ月をかけた「ビッグプロジェクト.。日本の新たな大動脈として現東名とが一体となって経済活動の停滞解消を目指し、豊かな日本の将来を築くための切り札として期待されている。浜松サービスエリアは広大。今回13箇所のSAが東京から静岡までオープンされるが、唯一、アートモニュメント設置はこの「ネオパーサ浜松」にあるだけ。作品を制作できて、光栄です~。
中日新聞 4月6日 日本経済新聞 4月9日
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