丸紅コレクション 淀君の小袖
丸紅㈱が設立記念事業の一環として安土・桃山時代の衣装を現代によみがえらせようという取り組みにより、復元された淀君の小袖。一枚の布から夢を手繰り寄せ、紡いだ職人の匠の技は、気の遠くなるほどの努力の賜物。山本勉支社長の丁寧な説明もあって、秀吉の側室・淀さまが仄かにたたづんでいるよう。
赤の色は日本画顔料でも一番色落ちが早い。はるかエジプト、中国の出土品でも同じ。黄色の染料はこの写真のように、残りやすい。地球の鉱物、草木などの本来、何千年と育んできた土壌がそうさせる?
江戸中期の大胆な図柄。昭和11年頃、絞りの技術のピークがここら辺にある。絞りだけで、濃淡、陰影がが表現されているのに感動。
丸紅名古屋支社のインテリジェントビル。新社屋・屋上の緑化。とてもビルのテッペンとは思えない。
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