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2010/07/20

読売日響、シルヴァン・カンブランのタクトに酔う

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前橋汀子のバイオリンがかすんだ、シルヴァン・カンブルラン指揮のベルリオーズ作曲・「ローマの謝肉祭」や「幻想交響曲」は見事だった。1948年フランス出身。その表現力の豊かさが聴くものを惹きつける。今回第9代常任指揮者としての就任披露演奏は華やかで力強く、アンコールのビゼー作「カルメン」まで一気に観衆を魅了し、クラッシックファンを満足させた。

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