本丸御殿復元工事・入札結果が出ました!
3日の朝、一般競争入札により、いよいよ「名古屋城本丸御殿復元工事」の開札が行われ、入札結果が出たと電話連絡の一報が入りました。
永年、復元運動をやってきたものとしては、どこの建設業者であっても立派に復元してくれる所ならと、建設関係のかた達を応援してきました。本日、「間組」に決定しました。130点満点で2社とも128点だったそうです。しかし3億5千万円低い価格の間組に決まりました。ハザマさん、おめでとう!!これから向こう完成までの10年余、頑張ってください。我々、本丸御殿フォーラムの願いや夢も一杯積み残さないでね。
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以下は中日新聞3日(夕刊)記事より
名古屋市が2008年度から始める名古屋城本丸御殿の復元工事の一般競争入札が3日行われ、ハザマと松井建設(ともに東京)、八神建築(名古屋市)の3社でつくる共同事業体(JV)が104億5000万円で落札した。
公表された予定価格は117億5000万円余で、落札率は88・8%。入札には竹中工務店(大阪)などでつくるJVと合わせ2者が参加した。外部の専門家も含む市の技術評価は同点だったが、入札額に3億5000万円の差があった。
入札は尾張藩の御用林だった岐阜県中津川市周辺の「木曽ヒノキ」の使用などが条件とされ、ハザマなどのJVは「匠(たくみ)の技」を誇る地元、東海3県の職人の活用と後継者育成、施工の様子を市民が映像、体験できるセンターの設置などを提案した。
工期は完了予定の18年3月までを3期に分け、13年3月までの第1期で玄関・表書院などを、16年3月までの第2期で対面所などを、第3期で上洛殿などを復元する。市議会11月定例会での議決を経て、12月に本契約を結ぶ。
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