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毎年、山帽子の白い花が美しい、翠の濃い可兒の山荘。前田利家筋に当たる15代目前田邸に、今年も約50名の方が招待されました。小堀遠州、横山大観、加藤卓男ETC。息を飲むほどの名品が上品なしつらいと供に招待客を迎えてくれます。都会の喧騒とは無縁の、空気まで静かで上品な色をしていました。 鮎もお肉も手打ち蕎麦も、お鮨も、ワインもみ~んな素敵。「宗次郎」さんの吹くオカリナが薄暮から、暗闇の山々に透き通るような響きで、聞く者の心に染み入ります。ご亭主自らすべての花も活けられ、大観の絵とともに絶妙。演奏が終わると、全ての明かりが消され、蛍が舞う、幻想の世界でした。
2008/06/08 15:14 | 固定リンク Tweet
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