東照宮例大祭
名古屋東照宮は、元和5年(1619)尾張藩祖・徳川義直(家康の第九子)が城内三の丸に創建し、明治9年(1876)藩校・明倫堂跡の現地社に移転。戦災により本殿、主要建造物を焼失しました。昭和29年(1944)建中寺より義直の妻・春姫の霊廟を移築して社殿としました。なので、毎年「春姫道中」に選んだ春姫の女性を3月に、正式参拝させて頂いています。
元和4年(1618)に始まったという大祭は、朝廷から楽人をまねき、神輿や山車を中心に、7千人にも及ぶ人々が参列したと伝え、今の名古屋祭のルーツといわれています。(こんな名古屋まつりに戻りたいネ)
薄暮から夕闇へ。桜の樹が若葉になり舞台装置としては平安朝もかくやと思わせます。中北智久(中北薬品会長)さんたちが儀礼の舞・振鉾(えんぶ)で清祓から。東照宮雅楽部の鞨鼓、じょう鼓、笙、篳篥、龍笛などが優雅な音色をかもし出し、特に、「春庭花」、「蘭陵王」、「落蹲」に魅せられました。
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